越谷市学校施設耐震化計画
1.計画の要旨
学校施設は、児童生徒等にとって一日の大半を過ごす学習・生活の場であるとともに、非常災害時には地域住民の応急避難場所となるなど地域の防災拠点として重要な役割を担っており、その安全性の確保は極めて重要です。
大規模地震に備え、耐震性が不足しているとされている新耐震設計基準前(昭和56年以前)に建築された建物の耐震化を計画的に推進していくため、越谷市建築物耐震改修促進計画(平成20年6月策定)に基づき、この計画を策定いたしました。
2.計画の期間及び目標
計画の期間は、耐震化完了の目標年度を平成27年度とし、特に大規模地震で倒壊の危険性が高いとされるIs値※4 0.3未満の施設については、平成24年度完了を目標とします。
なお、年次計画については第2次診断※2や設計内容の結果、補助事業の採択状況等により変更する場合があります。
3.計画の対象となる学校施設
新耐震設計基準前に建築された学校施設のうち、平成21年度において、第2次診断※2(第1次診断※1)の結果、耐震性が不足していると判定された建物※5を対象としています。
平成21年4月1日現在で、市立小中学校は、小学校30校、中学校15校であり、棟数にすると164棟となりますが、このうち118棟が新耐震設計基準前に建設されたものとなっています。
そのうち29棟はすでに耐震補強工事等を完了しており、耐震性がある建物となっておりますので、これらを除く89棟が耐震化計画の対象となります。
| 建物 種別 |
全棟数 (A) |
昭和57年以降建築 (B) |
昭和56年以前建築 | 耐震化率 ((B+D)÷A) |
|||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 全棟数 (C) |
耐震性がある建物 (D) |
耐震性が不足している建物 (E=C-D) |
|||||
| 小学校 30校 |
校舎 | 83 | 21 | 62 | 7 | 55 | 33.7% |
| 屋体 | 25 | 1 | 24 | 9 | 15 | 40.0% | |
| 合計 | 108 | 22 | 86 | 16 | 70 | 35.2% | |
| 中学校 15校 |
校舎 | 42 | 20 | 22 | 10 | 12 | 71.4% |
| 屋体 | 14 | 4 | 10 | 3 | 7 | 50.0% | |
| 合計 | 56 | 24 | 32 | 13 | 19 | 66.1% | |
| 合計 45校 |
校舎 | 125 | 41 | 84 | 17 | 67 | 46.4% |
| 屋体 | 39 | 5 | 34 | 12 | 22 | 43.6% | |
| 合計 | 164 | 46 | 118 | 29 | 89 | 45.7% | |
| H21 | H22〜H24 | H25〜 | 合計 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 小学校 | 校舎 | 4 | 46 | 5 | 55 |
| 屋体 | 2 | 13 | 0 | 15 | |
| 合計 | 6 | 59 | 5 | 70 | |
| 中学校 | 校舎 | 1 | 6 | 5 | 12 |
| 屋体 | 0 | 7 | 0 | 7 | |
| 合計 | 1 | 13 | 5 | 19 | |
| 合計 | 校舎 | 5 | 52 | 10 | 67 |
| 屋体 | 2 | 20 | 0 | 22 | |
| 小計 | 7 | 72 | 10 | 89 | |
| 合計 | 79 | ||||
4.耐震診断の実施状況及び結果について
本市においては、計画の対象となっている全ての学校施設について、第1次診断※1又は優先度調査※3が実施されています。また、第2次診断※2については、計画の対象となっている89棟のうち、33棟について既に実施されており、残りの56棟については平成21年度に実施予定となっています。
| 耐震性が不足している建物 全棟数 |
第2次診断 実施済棟数 |
第2次診断未実施棟数 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全棟数 | 第1次診断 実施 |
優先度調査 実施 |
||||
| 小学校 | 校舎 | 55 | 19 | 36 | 35 | 1 |
| 屋体 | 15 | 7 | 8 | 0 | 8 | |
| 合計 | 70 | 26 | 44 | 35 | 9 | |
| 中学校 | 校舎 | 12 | 4 | 8 | 6 | 2 |
| 屋体 | 7 | 3 | 4 | 0 | 4 | |
| 合計 | 19 | 7 | 12 | 6 | 6 | |
| 合計 | 校舎 | 67 | 23 | 44 | 41 | 3 |
| 屋体 | 22 | 10 | 12 | 0 | 12 | |
| 合計 | 89 | 33 | 56 | 41 | 15 | |
※詳細な状況につきましては、下の「越谷市学校施設耐震化計画」をダウンロードしてご覧下さい。
5.用語の解説
※1 第1次診断
柱や壁の量から建物の強度を基準に診断する手法で、壁量の多い建物に適した簡便な診断方法。
※2 第2次診断
柱と壁の強度と粘り強さを考慮して耐震性能を算出する手法で、第1次診断より精密な診断方法。
※3 優先度調査
建物の建築年、構造形式、コンクリート強度、耐震壁などから第2次診断実施の優先順を判断するための調査のことで、優先度の高い順に1から5までのランク付けを行う。
※4 Is値
建物の耐震性を判断するための数値(構造耐震指標)で、その数値が高いほど耐震性能が高いことをあらわす。目安は次のとおり。
・0.3未満・・・大規模地震に対して倒壊又は崩壊する危険性が高い
・0.3以上0.6未満・・・大規模地震に対して倒壊又は崩壊する危険性がある
・0.6以上・・・大規模地震に対して倒壊又は崩壊する危険性が低い
なお、文部科学省においては、0.7以上を耐震補強の目安としています。
また、地震の対象想定震度は、震度6強から震度7程度としています。
※5 耐震性が不足していると判定された建物
第2次診断の結果がIs値0.7未満の建物をいう。また、優先度調査実施の建物のうち第2次診断未実施の建物もこれに含める。
6.ダウンロード
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お問い合わせ
教育総務部 総務課 管財担当
電話 048-963-9282
FAX 048-965-5954